認知症の介護での、認知症専用の薬の効果などや、信頼や考え方などを、幾つかの体験から書いてみました。

家族が認知症になったら…介護の準備と心得

介護での薬の効果と信頼感

父の認知症の体験では、医療という面でも、とても驚いたことがいくつかありました。その中でも認知症の薬については、とくに印象が深かったことは確かです。それは効果という面ですが、結論としては、とても効果があったということになります。最初、父の症状は介護度が3ぐらいでしたが、日常生活は、介護をしていれば普通に過ごせる状態でした。最終的には介護度が最高の5まで行きましたが、最初のうちは注意をして、見ていれば生活できる状態でした。それで薬も、こちらで毎日飲む分を分けてケースに入れて、それを本人が自分で飲むという状態でしたが、そのうちに、どうしても薬の数があわなくなり、おかしいと思いだしました。時々部屋の隅に薬らしきものが落ちていることもありました。

それで飲んでいるところを確認してみると、飲んだふりをして、吐き出していたりしていました。薬自体が小さなもので、飲みやすくなっているので、飲んだと思って安心していたのです。しかし病気の症状も、不安定になったりするので、おかしいとは思っていました。それで常に薬を飲むまで確認しだしたてからは、症状も安定してきました。最初は、薬もあまり信用していませんでしたが、その出来事以来、薬の効果を確認しながら、介護をするようになりました。認知症は、治らない病気なので、薬もあまり意味が無いだろうと思っていましたが、そのことは考え違いだということが、よくわかった体験でした。それも人により効き目も違うでしょうが、私の体験では、薬は、効果はとても確認できました。

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