認知症の父の介護で、訪問看護を利用しだしてからのメリットなどを、体験からいくつか書いてみました。

家族が認知症になったら…介護の準備と心得

訪問介護と看護師への考え方

認知症の場合には、家族で自宅などで介護する場合、考え方が閉鎖的になり、余程の状況の変化がない限り、他人を家に入れたくはないという精神状態になります。とくに現代社会では、人間関係にストレスを感じるので、その嫌な体験などから、できるだけ自宅に誰かを入れたくはないとなります。また認知症の病気が病気ですから、恥を世間に晒したくないとか、介護の批判をされたくはないとかということもあります。また生活自体を見られたくないということもあります。そのようないろいろな事情で、どうしても閉鎖的になり、金銭的な面からも部外者を受け入れたがらない傾向が、高齢者にはあるようです。それで我が家でも、訪問看護も何度もケアマネージャーから打診されましたが、結局は父の認知症の病状の末期まで、利用しませんでした。

しかし、実際に来てもらうようになると、その介護の技術の高さには、非常に驚かされました。今まで私がとても苦労していた介護の方法などを、いとも簡単にしてしまい、あっという間に、それらの作業も終えてくれました。自分たちが今まで苦労しておこなってきた作業は何だったのかという驚きでした。それで如何に、訪問看護をしてもらわなかったのが、デメリットだったのかということを身にしみることになりました。もうその時には、介護も最期の頃だったので、色々質問したりして教えてもらいましたが、もっと早くケアマネージャーの意見を受け入れておくべきだったと後悔した次第でした。

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